２月上旬、寒風吹きすさぶ極寒の湾奥サーフ、シャローで冬シーバスに挑む！

2/9（土） 久々にいつもの浜に釣りに来ました。


まあ、久々と言っても高々２週間ぶりなんですが（笑）。


夕暮れ頃にいつもの場所にエントリー。


この日は中潮、15:58の干潮、潮位61cmから、21:42満潮、潮位113cmへ向けての上げの潮を狙います。

ここのところボーズなしの寒中シーバス。さて今回はどうでしょう？

とりあえず開始するが今日は寒い！

まずは大量に持ち込んだマニック115で、表層を探ることからスタート。


外気温2.5℃とかなり目に寒かった前回の釣行ではハットトリックを決めることができたので、今回も同じ狙い方でいけんじゃないの？とタカをくくっていましたが、流せども流せどもアタリはありません。


おまけに時間が経つにつれ気温はぐんぐん下がり、風もきつくなって来ます。


ｺﾘｬだめだ！ということで、場所を変えるべくオカッパリポイントへ移動。


しかし、コチラでも全くアタリなしなので、例年寒くてダメな時にやっているアルカリシャッド＋静ヘッドでのボトム攻めを試みますが、それでもアタリなし。



釣り始めてはや２時間半経ちますがノーフィッシュ。ううーん、今日は渋いですなぁ。


寒くてたまらないし、今日は釣れそうにないので、諦めて帰ろうかとも思いましたが、いつの間にか風向きが少し変わってきたので、少し粘ってみようと再びウェーディングポイントへ移動。


先ほどまでと状況が変わっているかもと、再びマニックを投げますが、反応はありませんので、少しレンジを入れて探ってみるべく、マニックフィッシュ88にチェンジ。


このマニックフィッシュ88、近年はトップの釣りばかりクローズアップされて、リリースされるカラーもメタリックなナチュラルカラーがほとんどですが、実は本来のシンペンとしての使い方でもかなり目に優秀なルアー。


ごくスローにリトリーブすれば、水面下でマニックムーブを起こしてくれますが、リトリーブスピードを上げるとテールをスライドさせるスラロームの動きも加わります。


スティディリトリーブで微弱ロールのマニックムーブ、流れの変化に差し掛かったところでスラロームと、テクニカルな合わせ技も簡単にできてしまいます。


メインとなるその微弱ロールのアクションは極寒時期のベイトとなるバチ、アミや稚魚系マイクロベイトでも有効だと考えていて、昔から2月、３月の釣りでは多用してきました。

 

流れがあるから必ず居るはず！

目の前には右沖から左に向けて良い流れが出ています。


表層ではアタリませんでしたがこの流れの中に必ず魚はいるはず。


ブレイク手前の中層を流され漂うバチやアミの群をイメージして、スローなリトリーブ、すなわち結構レンジを入れて、何度もコースを変えて流します。


すると、ようやく小さいアタリ！


残念、コレは乗せられませんでしたが、やはり魚は居た！


再びキャストして、クロス方向からダウン気味に、極低速でルアーを漂わせていると、再びククっと小さなアタリ！


今度は手元に神経集中していたので、無事合わせが決まりました。


エラ洗いはしませんが、コレは間違いなくシーバスの引きです。ﾔｯﾀ！


ボーダレス260M-Tが気持ちよく曲がります。


PE0.6にリーダー3号。切れることはまずありませんが、思ったよりよく引くので、慎重にファイトして、上がってきたのは・・・

ばばばばん！この時期にしてはそこそこいいサイズ！

 60cmをちょっと超えるなかなかサイズの鈴木さん！


お腹はちょっとへこんでますが、銀ピカでヒレのピンと張ったイイお魚です！


久しぶりの釣り、しかも粘ってなんとか出せた感のある１匹なので、コレは満足！


川筋にリリースすると、元気よく海に帰って行きました。


その後も少し釣りを続けてみましたが、１回かけバラしがあっただけで、この日は結局１匹だけで納竿としました。

今日の釣りを振り返る

例年、２月も後半になってくると結構な確率で魚をキャッチできていますが、年間で最も苦戦するのが１月下旬から２月上旬にかけての時期。


今回も思った以上に苦戦しましたが、普段あまりやらないレンジを入れての釣りでなんとか魚をキャッチすることができ、良かったです。


気温が低くて寒い中、さらに強風が吹くと状況が悪くなるような気がしますが、海の中はそんなことは無いようですね。


なんとなくですが、やはり気温、水温とも下がり調子のこの極寒シーズンでも、流れがあって、さらには風があって表面の水が動かされるような状況の方が、シャローでは魚の食い気が立つような気がします。


今年は色々と新しい試みをして新しい発見もあり、厳しかった冬シーズンもなんとか釣果に恵まれました。


来週以降は、まだまだ水温は下がりますが、三寒四温の繰り返しとともに徐々に春めいてくる中で、大物が狙えるかもしれない時期です。


またしつこく釣査に来ようと思います。


いい釣りできました。


 大自然よ、今日もありがとう。

【使用タックル】

ロッド：シマノ　ボーダレス　ショートスペック　260M-T



リール：シマノ　'16エクスセンスLB C3000MXG



ライン：クレハ シーガーPEX8 #0.6



リーダー：クレハ　シーガーグランドマックス #3

なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

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