昨年末に中古釣具店で発見して買ったのですが、実はワタクシ、ジャッカルのルアーは買うのも使うのも初めて。
さて、どんなルアーなのでしょう。
見た目の雰囲気、手に取った感じでは非常に良さげ~。コリャ期待できそう~。 |
どんなルアー?
全長80mm、自重12.2gのシンキングペンシルです。
パッと見で目立つ特徴といえば、大きめの目玉とベイトフィッシュライクなフォルムに、シンキングペンシルとしては珍しくリップがついており、さらにどうやらリップの内側からエラ部分にかけては水が抜けるダクト(ハイドロホールというらしい)が設けられているところでしょうか。
どんなルアーなのか、メーカー説明文を引用してみましょう。
流れを征するシンキングペンシル。潮流に左右され難い操作性と状況変化の伝達に優れた新提案。ランカーシーバスハンター嶋田仁正氏の監修により誕生したシンキングペンシルSUREN(スレン)。シンキングペンシルのナチュラルなアクションはそのままに、ハイドロホールから生まれる心地良い抵抗感が、泳層や潮流の変化といった情報を手元にまで伝えてくれます。大規模河川の大型シーバス攻略を強く意識して誕生したSUREN120S。これに対し、湾奥フィールドの攻略に焦点をあて最適化を図ったのがダウンサイジングモデルとなるSUREN80Sです。基本性能はそのままに、気難しい湾奥シーバスを魅了するリアルアクションを実現し、その実力は嶋田氏本人に“反則”とまで言わせしめたほど。ボラの稚魚に代表されるベイトフィッシュパターンにはもちろん、繊細な誘いを意識したミディアムクラスのフックセッティングによりバチパターンにも最適です。湾奥ゲームで多発するショートバイト対策は万全。激戦区でも信頼できるメインルアーとして活躍してくれる事でしょう。
(JACKALL HPより引用)
キャストフィール
ボリュームと重量のバランスが良いため、キャストフィールは概ね良好で、普段使いのMLクラスのロッドなら気持ちよくキャストすることができます。
飛距離も上々で、同サイズ感のシンキングペンシルの中では平均的に安定して飛ぶ部類ですね。
キャストフィールはまず使っていて不満が出ることはないレベルだと思います。
アクションとレンジ
アクションは少し特徴があって、一般的なシンペンの尻振りアクションではあるのですが、その動きのピッチがだいぶ速く、かつ頭を視点として比較的タイトなアクションであるようです。
また、一般的なシンペンはリトリーブによって浮き上がるものが大半ですが、このスレンはハイドロホールが受けた水を上方向に排出するためか、浮き上がりが抑えられておりレンジキープ能力が高いようで、スローなリトリーブからファスト気味のリトリーブまで、水面下20〜30cmのレンジをキープしています。
リップがついているためか、引き心地も程よく感じられ、流れを捉え安いと思います。
どんなシーンで有効か?
そのサイズ感と適合レンジは、まさにワタクシがいつも釣りしているような湾奥干潟のようなシャローでの釣りにうってつけ。
シンペンならではの飛距離を活かして、広く流れの中を探るのにもちょうど良いと思います。
スローなスラロームが多い同サイズのシンペンの中にあって、スレン80Sのタイトでピッチの早いアクションは個性的、かつスレにも強そうなので、是非とも他のミノーやシンペンのルアーローテーションの中に組み込んで使いたいところですね。
また、結構速めのリトリーブスピードでもこのアクションは破綻せず、レンジもしっかりキープしてくれるルアーだと思いますので、デイゲームでも活躍してくれると思います。
個人的には、春から夏にかけてベイトが小さい時期の釣りで、デイでもナイトでも重宝してくれそうだと期待しています。
湾奥の釣りにジャストなサイズ感と個性的なアクションが魅力のこのルアー、ぜひ普段のローテーションに加えてみられてはいかがでしょうか。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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