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ルアーについて シマノ エクスセンス クー190F(COO190F XL-119R)のインプレ

2018年11月9日金曜日

インプレ エクスセンス サヨリパターン シマノ ルアー レビュー 使い方 評価

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今年はビッグルアーが流行りなのか、各社から巨大なルアーが多数リリースされています。


聞く話によるとノーマルなルアーが飽和状態、ネタ切れになってくると、デカいルアーが次々リリースされるってのは昔バスの世界でもあった流れらしいですが、普段湾奥干潟でチマチマした釣りばかりしているワタクシ、このようなビッグルアーにはさほど興味があろうはずもなく、静観を決め込んでいました。


しかし、釣具店で手にとってみたエクスセンスのクー190、飛距離も良さげですし今のサヨリパターンのシーズンにピッタリな存在感!ということで、ついつい購入してしまいました。

見た目ほとんど棒ですなコリャ。


今回はこのCOO190(クー190 XL-119R)のインプレです。





どんなルアー?



全長190mm、重量29gのフローティングペンシルです。


メーカー公表スペックでは、流速スペックが30cm/秒〜、潜行水深は10〜20cm、飛距離68m、スイムフォームは前傾7°とのことです。


どんなルアーなのか、パッケージ裏面の解説を引用してみましょう。


ケースに入るギリギリサイズ?!大きいからこそしっかりアピール!水面直下だから得られる効果。

使用するルアーを選択する際、アクションの大小に関わらず重要な要素が「レンジ」です。レンジが合わなければ、手にする釣果に大きな差を生む事も。そんなレンジ毎の効果「レンジエフェクト」を見直す切っ掛けとなる、新しい発想のルアーです。

クロスエーアールシーシステム搭載
さらなる飛びと泳ぎの進化を求めて、軽量なAR-C SHELLとAR-C重心移動システムを組み合わせた新構造X AR-Cを搭載。

なぜ大きくなった??
COOは水深10cmのレンジを狙って開発された、水面直下特化型ルアー。シンペンのような泳ぎなのに、フローティングで浮く。だから、シーバスが下からしっかりルアーを見上げて認識します。シーバスがCOOを「見て」、「餌として認識」して、そして「喰い」に来る。そのチャンスを増やすためには、まず「見せる」事が最も重要。バチ、ボラ、コノシロ 、サヨリにハタハタまで。このサイズだからこそ開ける新たな世界をご体感下さい。

ルアーケースは200mm以上がおすすめ
COO190Fは一般的なシーバスルアー用ケース(205×145×40mm)を想定して、サイズ設定しました。200mm以上のルアーケースに収納することで快適にご使用いただけます。

キャストのコツ
ロングシェイプなCOO190Fは力まず、スローなスイングでキャストすると、安定した飛行姿勢のロングキャストになり易いです。

(シマノ エクスセンス C00190F 製品パッケージ裏面より引用)


まあ手に取ると、流石に大きく長く感じますね〜。

デカ目のサヨリルアーと比べてもこの圧倒的な存在感!


しかし秋シーズンのサヨリパターン、実際に追われてるサヨリは余裕でこのくらいのサイズ感はあるので、サヨリの群れの中で充分な存在感を出すためには必ずしも過剰な寸法ではないような気もします。


とりあえずMEIHOのVS-3010NDMなら横置きして丁度ギリギリ収まるサイズですが、薄型のVW-2010NSM(ソルト対応の方)では、サイドの水抜きスリットのせいか内寸が少し小さいため、斜めにしなければ収まりません。


他社ケースではまだ試していませんが、解説にもあるとおり快適に収納しようと思ったら内寸200mm程度のケースが必要ですね。



キャストフィール



メーカー公表値通り、飛距離はかなり出るタイプで、飛行時の直進安定性も高いです。


しかし、シャローアッパースリム160Fの記事でも書いたように、このルアーも少し投げるのにコツが要りそう。


というのも、ビシッとヘッドスピードを上げたシャープなキャスティングではぜんぜん飛距離は伸びません。


むしろ、ルアーのウエイトをしっかりとベリーに乗せて、ゆっくりブワンと大きく振りかぶるようなキャスティングをした方が確実に弾道は安定するし、飛距離も伸びますね。


ちょっと従来のX AR-C搭載ルアーとは異なるフィーリングですが、投げ方にさえ気をつければ、キャスタビリティ自体は非常に高いと感じました。


アクションとレンジ



着水後ゆっくりリーリングを開始すると、緩やかにボディ全体で水を受けてレンジは水面下10cmから程度を水平に近い姿勢で泳いでくれます。



遠投した先では、ティップを下げ気味にしていればレンジは20cmくらいまで入るでしょうか。


流速感度は30cm/秒とかなりスローでもアクションしてくれるようですが、水受けの良さや立ち上がりに関しては、やはり190というサイズが災いしているのか、正直COO130の方が一枚も二枚も上手な印象を受けました。



アクションはスローピッチ なローリングで、COO100や130と共通するものですが、大型ゆえにピッチは遅く、ゆったりした印象を受けます。


レンジは極浅ですが、上記立ち上がり面で少し物足りないかなと思ったので、あまり接近戦やピン狙いには向いていないよう感じました。


まあ、それに適したサヨリパターン向けルアーは他にあるので、それらと適材適所、使い分ければいいんじゃないでしょうか。



どんなシーンで有効か?



まだ購入して日も浅く、2回短時間使用しただけなので、まだこのルアーの個性を掴めているとは思えませんが、なんとなく上記の特性から、ワタクシが普段釣りするような広大なオープンエリアのサヨリパターン、それも、サヨリのサイズが大きくなる秋後半の釣りで、比較的遠距離狙い、遠方のボイル撃ちなんかにもっとも適したルアーではないかと思います。


ワタクシ自身はまだCOO190でバイトを得たことはありませんが、やはりこのボリュームとサイズ感で、水面直下のおいしいレンジを引いてこられる稀有な特性は魚へのアピール力もあるでしょうね。


まだサヨリパターンが本格化してまもないですが、周りの人はすでにチラホラこのルアーで釣っているようです。


また、50cm台や60cm台の魚でも問題なくバイトしてきているとのこと。


実釣能力はお墨付きと言えそうですね。


もう少し使い込んでみないとわかりませんが、世の中に結構数あるサヨリパターン対応ルアーの中にあって、 「存在感」「飛距離」「レンジ」がキーワードとなるこのルアーの個性は、きっとハマるシーンも多々あるはず。


バリエーションのひとつとして持っておいても損はないと思います。


みたところこの店が安かった。

写真おもいっきり間違ってますが、サヨリミラーがオススメ。

ミラーのバリエーション違いとしてレンズホロ系カラーも持っておきたいですね。

なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

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