コレまで、「ラインについて 史上最安の12本撚りPEライン、シマノ ピットブル12(PITBULL12)のインプレ」や、「ラインについて 格安PEのエースとなるか? シマノ ピットブル8(PITBULL8) のインプレ」でインプレを書いた通り、12本縒りのPITBULL12、8本縒りのPITBULL8は、発売後早々に購入して、しばらく使ってみました。
この両者、ともに結束強度や引っ張り強度、耐久性は長期使用を経ても十分満足いく高いレベル。
ともに糸よれが大変目立ち、それに伴って試用感が低下するのが唯一残念と思える弱点ですが、それを差し引いても購入満足度は比較的高かった。
というわけで、元々お求めやすい価格も特徴のこのPITBULL、さらなる廉価版の4本縒り、PITBULL4はどんなもんだろうかと、買って試してみました。
1号20LbsはおそらくMAX表記なのでしょうが、なかなか引っ張り強度はあるようですね。 |
裏面には製品の特徴が述べられています。 |
今回購入したのは1号20.0ポンド、スーパーブルーのカラーです。
早速エクスセンスLBのスプールに巻いて、いざ実釣テスト。
スーパーブルーのカラーが映える!機能的なカラーかどうかはわかりませんが、なかなかみた感じはいいですね〜。 |
時は8月下旬。まだまだ昼間に潮が動く季節なので、バイブレーションがメインのデイゲームです。
記念すべきキャスト1投目!・・・と、いきなりここで??。
キャストでラインが放出される時のガイドへの抵抗感が半端ナイ!
うう、どういうこと?
続けてキャストしたレンジバイブ55TGのリトリーブを開始!
ううう、またしてもコレは・・・
そう、あまりにもラインの糸鳴りが激しく、ティップ絡みでも生じたかとティップを二度見してしまいました。
まるでガイドをヤスリでこすっているかのような激しい摩擦音。
ファストリトリーブやジャークを多用するバイブレーションの釣りでは、コレは耐えられません。
思えば最後に4本縒りPEラインを使ったのは2年近く前のこと。
きっとその間に、なめらかな8本縒りの使用感に体が慣れてしまったのかもしれません。
その後結局、何度キャストしてもこの激しい糸鳴り音に耐えることができず、たった一日で元のラインに巻き直してしまいました。
PEラインのインプレは、釣行5〜6回程度以降急激に使用感が悪化するものも多いので、新品購入直後は当てにならないものですが、今回使ってみたPITBULL4、ノットを組んでみた際の結束強度の強さや、引っ張り強度面ではそこそこ好印象だっただけに、この糸鳴りの激しさは本当に残念。
今回はちょっと残念なインプレになってしまいました。Twitterのフォロワーさんも、8本縒りから4本縒り(G-SoulX4)に戻したら糸鳴りに耐えられなかったと仰ってたので、やはり慣れの問題なのかもしれませんね。コレに懲りて今後は4本縒りは買わないようにシマス。 |
コレではちょっと、バイブレーションなどの巻物の釣りでは使う気になりませんね。
4本縒りPEラインは引っ張り強度では8本縒り以上に負けるものの、編み込む糸の一本一本が相対的に太くなるので、スレ・摩擦に対する耐久性は高く、また糸表面の凹凸ゆえに、水への馴染みはいいので、ヘビーカバー、ストラクチャー周りの釣り、またドリフトなどの流しの釣りで使うのが適しているんじゃないかと思います。
まあ、個人的なインプレとしては残念な結果になりましたが、糸なり音が激しいこと以外は決して悪いラインではないと思いますので、使うシーンを考えて使えば、活躍してくれるんじゃないかと思います。
(後日追記)
細糸なら大丈夫だろうと、0.4号も買ってしばらく使ってみました。
スーパーブルーは見た目は綺麗でしたが・・・ |
糸鳴りのサウンドはやはり細ければさほど気にならなくなりましたが、同時並行で使用していた同号数他銘柄のPEラインに比べて、明らかにエアノット率が高かったです。
個人的な相性の問題かもしれませんが、ワタクシとしてはおそらく2度目の購入はありませんね。
8、12の方は結構良いラインだっただけに、コレは非常に残念です。
【ピットブルシリーズのインプレはこちらもご覧ください】
・ラインについて シマノ ピットブル4(PITBULL4)のインプレ
・ラインについて 格安PEのエースとなるか? シマノ ピットブル8(PITBULL8) のインプレ
・ラインについて 史上最安の12本撚りPEライン、シマノ ピットブル12(PITBULL12)のインプレ
・ 8本撚り以上限定!最近使ってみたPEライン5種類の実釣インプレ!
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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