2018年5月10日木曜日

8本撚り以上限定!最近使ってみたPEライン5種類の実釣インプレ!

皆さん、PEラインは何を愛用されてますでしょうか?


ワタクシは2017年初から8本撚りPEを使い始めたところですが、未だあれこれ銘柄を買っては試しての繰り返しです。


ラインが消耗品なのはわかりますが、やっぱりコストパフォーマンスがよくて耐久性が高い、要は安くて強くて長く使えるに越したことはないですよね。


そういうのを長らく探し求めている次第です。(ちなみにワタクシはお手入れは厭わないですが、頻繁にラインを巻き替えるのは大嫌いです。)


ということで今回の記事はPEラインのネタ。

写真はイメージです。今回のインプレとは関係ありません。



8本撚り以上のPEライン限定ですが、最近実際に買って、しばらく使ってみてのインプレを、相対評価でまとめてみました。




だいたいどのPEラインも、買った直後としばらく使用した後では使用感含め色々と違いが出てきますので、それぞれ暫く使用してみてから感じた内容を書いています。


あくまでワタクシ個人が使用して感じたインプレなので、ご参考まで。


というわけで評価項目は以下の通り。★の数が大きいほど「当てはまる」と表現しています。

【インプレ評価項目】


■ハリ・コシ
 ラインのハリやコシの有無。これはある方がイイという方と、ない方がしなやかで良いという方がいらっしゃるので、星の数が多いほどイイというわけでもないです。


■なめらかさ
 しばらく使用した後で感じる滑らかさ、滑りの良さを表したものです。購入直後はどのラインも滑らかですが、使用に伴いだんだん感覚が変わってきますね。


■潰れにくさ
 しばらく使用した後で感じるラインの真円性です。ライン断面が潰れてくると、糸よれがよく目立ち、飛距離低下などにも影響しそうですね。


■コーティング耐久性
 文字通りコーティングの耐久性です。購入直後はこのコーティングで滑らかさを維持しているものが多いですね。色落ちなどの度合いも同時に表現しています。


■引張強度
 しばらく使用した後での引っ張り強度です。メーカー公表のスペックは参考にせず、実際に魚や地球相手に使用してみた体感強度を表しています。


■糸鳴りの少なさ
 これも感覚論ですが、糸鳴りがどの程度少ないかを表したものです。★が多い方が、糸鳴りノイズが少ないです。


■毛羽立ちの少なさ
しばらく使用した後にどの程度毛羽立ちがみられるかを表しています。★が多い方が、毛羽立ちが少ないです。



なお、インプレでは使用条件をある程度揃えるため、同一の号数(1号表記)、同一のロッド(エクスセンス インフィニティ906ML)+リール('16エクスセンス LB)を使っています。使用スプールは6種類でバラバラですが、BB-X系2つにエクスセンス系4つ。多少の径の違いがあるくらいで、別に結果には影響しないと思います。


【各PEラインのインプレ】


シマノ PITBULL12


■ハリ・コシ     ★★★★
■なめらかさ     ★★★★
■潰れにくさ     ★
■コーティング耐久性 ★★★★
■引張強度      ★★★★★
■糸鳴りの少なさ   ★★★★
■毛羽立ちの少なさ  ★★★★


鳴り物入りで登場したシマノ久々の新作PE、しかも廉価で12本撚りということで、コレは試しに買った人も多いんじゃないでしょうか。


ワタクシも発売直後に買って、かなり使い倒しましたが、驚くほど素晴らしいラインという訳ではないというのが正直な印象。


確かに表面の滑らかさはありますが、そこそこ糸鳴りもしますし、8本撚りに対する劇的なアドバンテージは体感できませんでした。(まあ、過剰に期待し過ぎてたんでしょうが)


G-Soulが密に詰まった感じのする編み方であるのに対して、こちらPITBULLはちょっと編みが疎な感じがしますね。感覚的ですが。


使用に伴い平麺化が進行し、糸ヨレが非常に目立ちやすくなるのがこのラインの最大の欠点で、この糸ヨレは見るだけでテンションが下がります。まるでパワープロみたいです。当然、使用に伴う飛距離劣化なども感じられます。


しかし、色落ちや毛羽立ちは殆どなく、また引張強度も高くて使用に伴う劣化が感じられないのは素晴らしい長所。また、エアノットなどのトラブルもコレでは起きたことがありません。


これは素直に買ってよかったと思えるため、個人的満足度は★4つ。


潰れと糸ヨレさえ気にしなければ、かなりイイラインだと思います。総合的な耐久性は高いので、ワタクシは良くバイブレーションなどラインに負荷がかかる釣りに使っています。



クレハ シーガーR18完全シーバス


■ハリ・コシ     ★★★
■なめらかさ     ★★★
■潰れにくさ     ★★★★
■コーティング耐久性 ★
■引張強度      ★★★★★
■糸鳴りの少なさ   ★★★
■毛羽立ちの少なさ  ★★★★



実はYGKよつあみ製と噂されるこのライン、致命的なのはそのコーティング。


購入後初めてスプールに巻いた時点で買ったカラーがフラッシュグリーンならラインローラーは緑に染まること間違いなし。コレはかなりショッキングな映像です。


一日使えば充分色落ちしてくれますが(笑)、長期間使用するとさらにラインカラーはくすんできて、表面が膨れた感じになってイマイチ感が出てくる。そのため飛距離劣化も著しいですが、意外や意外、結構酷使した後でも引張強度はかなり高く、切れにくいという印象です。


このラインを使っていると、根掛かりしたルアーのフックを曲げて回収できたケースが多いですね。VJが根掛かったときなど、スプリットリングが伸びきって戻ってきたこともありマシタ。


そういう意味では、見た目のボロボロ感に反して実は耐久性がかなり高いラインじゃないかと思います。


文句を言いながらもなんだかんだ言って信用しているラインなので、何度もリピート買いしており、個人的満足度は★4つ。


買った直後から比べると、使用するほどに別のライン(笑)になってしまうのが欠点ですが、強度面での耐久性、信頼性は抜群だと思います。


DUEL Super X-Wire8


■ハリ・コシ     ★★★
■なめらかさ     ★★★
■潰れにくさ     ★★★
■コーティング耐久性 ★★★
■引張強度      ★★
■糸鳴りの少なさ   ★★★★
■毛羽立ちの少なさ  ★
流通量が多いのか、釣具店でもかなりお買い得価格で売られていますね〜。


また、巻き量のラインナップも豊富です。


試しに買って使ってみましたが、どうやら先代X-Wireとはコーティングが異なるようで、先代がかなりフワフワ、しなやかな感じであったのに対して、多少なりともハリ・コシを持たせた仕上がり。初期は引張、結束強度とも数値上スペックも含めて申し分ないようですが、どうも使うほどに弱まる印象があります。


驚いたことに、買ってから数日使っただけでかなりの毛羽立ちができてしまい、根掛かり時も案外簡単に切れてしまったため、どうもイマイチ信用できない。


先代X-Wireはもうちょっと耐久性があったように感じるのですが、たまたまハズレを引いてしまったのでしょうか?この異様な毛羽立ちは、もしかしたら古いExsenceLBSSのスプールに巻いたため、スプールエッジの小傷によってもたらされたものかも知れないと、スプールを疑ってチェックしてしまいました。(結局小傷は無かった)


他銘柄同様、高品質な原糸(IZANAS)を使用したラインのはずなのに、コレはちょっと驚きの結果。


過去にDUELのラインでは何度か失敗した経験がある(特にSuperSmoothが酷かった)ため、正直これまで同社のラインにいい印象はありませんでしたが、また今回もダメなのか…と落胆させられました。ということで、個人的満足度は★2つ。


どうせラインは消耗品、とりあえず8本撚りをお安く買って、ダメになったらバンバン交換!という方にはいいかもしれません。個人的にちょっとリピート買いはないかな〜。


よつあみ G-soulX8 UpgradePE


■ハリ・コシ     ★★★★
■なめらかさ     ★★★★
■潰れにくさ     ★★★★★
■コーティング耐久性 ★★★★
■引張強度      ★(?)
■糸鳴りの少なさ   ★★★★
■毛羽立ちの少なさ  ★★★★★



ジャパンクオリティを売り文句に、かなり世間では支持されているG-Soul。


確かにどの評価項目でも平均以上をマークし、かなりクオリティの高いPEラインだと思います。


密に編まれた感じでいかにも真円性が高そうで、ハリも適度、滑らかさもある。ノットもバッチリ決まるし、飛距離も出る。使っていてホントにいいラインだなぁと思います。


しかし、驚くことになぜか思いがけずプチプチ切れる!これまでかれこれ5本購入して、そのうち2本が理由もわからず簡単に切れてしまうモノでした。


ノットを組んだ直後にワタクシは手で引張りテストをするのですが、この引張テストでいとも簡単に、それも結束とは無関係な中間部分で、1号22Lbsのラインが切れてしまうのです。


たまたまハズレを引いたのかもしれませんが、そのたまたまも5回のうち2回となれば40%の確率。コレではかなり疑心暗鬼になってしまいます。


こういう事情から、世間的な高評価とはうらはらに、個人的満足度は★2つ。


残りの3本は引っ張り強度もバッチリあってものすごく良かったんですけどね~。ハズレを引く懸念から次買う勇気が湧いてきません。困ったなぁ〜。



クレハ シーガーPEX8


■ハリ・コシ     ★★
■なめらかさ     ★★★
■潰れにくさ     ★★★
■コーティング耐久性 ★★★★
■引張強度      ★★★
■糸鳴りの少なさ   ★★★
■毛羽立ちの少なさ  ★★★★



比較的新しい製品で、廉価版8本撚りPEという位置付けのようで、リーズナブルな価格が魅力です。


低価格で200mや300m巻きがラインナップされているところもイイですね。


コーティングが薄くてしなやかで軽い感じの、昔ながらの風になびくPEラインといった感じのクラシカルな使用感が特徴のラインですが、スペック上の引っ張り強度はR18PITBULLなどに及ばず、実際根掛かりした際の破断点も弱い気がしますので、それがちょっと惜しいところです。


しかし、コーティングが薄い割に(あるいは薄い故か?)意外と長期使用に伴う使用感の変化が少なく、毛羽立ちや強度面の低下も少ないように感じますので、結構耐久性があるラインと言えるのかな。


表面はさほど滑らかな感触ではない。しかしそれが却って、ドリフト時などの水噛みの良さに繋がっているようで、特にシンペンなどを使った釣りには向いてるような気がします。


評価の★の数をみていただければお分かりの通り、概ね凡庸な性能といった感じなのですが、実際に使用していてなぜか不思議な安定感、安心感が感じられるので、実戦向けラインと言えそうですね。


なんだかんだ言って使用感は最高に気に入ってます。ということで、個人的満足度は★4つ。


クラシカルな使用感は人によって好みが大きく分かれそうですが、この内容でPITBULL12の約半額って考えると、コスパは非常にイイですね~。





以上、各メーカーの8本撚り以上のPEライン5種類の使用感をレポートしてみましたが、いかがでしょうか。


すべて原糸は東洋紡のIZANASのはずですが、メーカーによって編みやコーティング手法などが異なるためか、各ラインともそれぞれ長所・短所の個性があり、なかなかライン選びも難しいものだなぁと改めて思いました。


上述の通り、個人的には「完璧な1本」にはまだ巡り会えていない感じで、この中でどれか一本次リピート買いするならどれ?と聞かれたら、ちょっと迷いますが、敢えて選ぶなら意外にもシーガーPEX8ですかね〜。


このライン、各評価(★の数)とも平凡な値で、コレといった決め手にも欠けるのですが、値段が安い割に使用感、特にキャストフィールが良くて、さほど手触り滑らかとも感じない割に、ルアーをキャストする時の後ろへの引っ張られ感が少ない、つまりスムースにキャストできるラインなんです。


今ちょうど季節がバチ抜け時期ということもあって、軽量ルアーをキャストする機会が多いため、この特性が際立って好印象に感じるのかもしれません。


一方、根掛かりリスクが高く引っ張り強度を要して、リトリーブ時のガイド抵抗も増えるバイブレーションの釣りには、やはりPITBULL12R18を使う方が断然安心感が出ますね。


本来なら、こんな風に釣りのスタイルにフィットする特性のラインを都度選ぶってのが理想的なのでしょうが、ものぐさなワタクシにはスプール交換すらめんどくさいのでなんでもこなせる1本って方がイイですなぁ。


ということで、理想のPEライン探しは今後も続きそうですが、次は東レのシーバスPEパワーゲームあたりを試してみたいなと思っています。


1号ラインが5スプール分もあるから、試すのは大分先の話かな・・・

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