気がつけばもう5月。
すっかり夜に潮がよく動く夜潮の時期から、昼間に潮がよく動く昼潮の季節に移行してしまいましたね。
この時期は、日中の日照量の増加と南風により海中の酸素濃度、プランクトンの増加に伴い、デイはカタクチやハク、ヒイラギなど、魚系ベイトが数多く、またナイトはバチ、アミなどのマイクロベイト系が多いため、昼も夜もよく釣れるシーズンですね。
そういうこの時期だからこそ難しいのがルアー選び。
ベイトの種類が多様ゆえにその日その日の当たりパターンを見つけるのも難しいですし、そもそもデイとナイトで有効なルアーのタイプが全く違ったりするので、デイからナイトに跨って釣りをするようなシーンでは、多様な状況に対応するために大量のルアーを現場に持ち込まねばなりません。
ワタクシは普段、「装備品について コアマン×パズデザイン スーパーライトベスト SLV-024 のインプレ」でも書いた通り、コアマン×パズデザインのスーパーライトベストをメインとして、他にシマノXEFOの旧モデル(10年程前のXEFO初期モデル)のフローティングベストVF-281I、VF-272Iの2着を愛用しています。(めんどくさいからライジャケと書きますが、本当は「フローティングベスト」の呼称が正しい。)
そういえばスーパーライトベストはいつの間にかこんな激シブカラーが追加されてマスね〜!
コレも欲しいけど同じの2着ってのもどうもなぁ〜
いずれも使い勝手はいいベストなのですが、この時期特有の悩みがあります。
それは、肩こり。
デイではメタルやABSのバイブレーション、ナイトでは比重の高いシンペンを大量に持ち込み、さらにこの時期は持参するドリンクの量も増えるため、特にデイからナイトにかけての釣りではライジャケ装備は非常に重たく、それが疲労と肩こりにつながって、どうにも釣りに集中できない状況になってしまうのです。
そこで、ちょっとこれからのシーズン用に、「肩の凝りにくいライジャケ」を買い足そうと思い立ちマシタ。
ワタクシが新しいライジャケに求める要件は大きく次の3点。
1.VS-3010NDMサイズが左右で4枚入る大容量ポケット
ワタクシは未使用ルアーは全てフックカバーをつけていて、使用済みルアーは必ず別ケースに入れるようにしているので、VS-3010NDMサイズ(中厚)のケースが4枚入る収納量は必須デス。
2.大量のルアーを入れた時の肩への負担を軽減するため、しっかりしたサポートベルトが付属すること
重量の肩への負担を軽減し、長時間ウェーディングでの肩こりや腰痛を軽減してくれるサポートベルトは、重装備時には必須のディティール。
ただ単にサポートベルトが付いてりゃイイってわけではなく、しっかり本体の荷重を支える構造であること、また、本体もボディへのフィット感の調整が容易で、現場でしっかりタイトにフィットさせることで荷重分散できるタイプでなければ意味がありません。
コレ今回のメインの購入動機なので非常に重要デス。
3.背面ポケットが比較的大型であること
この時期デイとナイトでは寒暖差が激しく、北風ナイトなどは冬並みの防寒装備も必要なので、背面ポケットには体温調節用のミドラーが収納できる容量は必須。
加えて、雨も多い時期なので、携帯型レインウェアなども入れられる収納量が理想デス。
ちなみに普段のライジャケでは、上記に加えて予備ドリンク、予備スプール2〜3個、根掛かり外しやノットツールなど小物類もバックポケットに入れているので、これら全部が入る収納量が欲しいデス。
というわけで、上記の特徴を備えたライジャケを探してみると、以下のような感じデス。
トップバッターはアピアのコレ。釣具店で実物を見たけど、サポートベルトがしっかりしていて、ディテール面も良さげ。肝心の前面ポケット容量を確認してくるのを忘れちゃったけど、ぱっと見た感じ多分4枚入るかな。
しかし、背面収納の容量が今ひとつ小さいのと、ドリンクホルダーに手が届きにくい。また、なんとも主張しすぎるロゴ装飾が個人的に許容範囲外のためパス。
スポンサー契約してるわけでもないのに、デカデカとブランドロゴを主張したウェアとか着たくないんですよ、個人的に。
こういうモノを作らせたら間違いない高階から出ているライジャケがコレ。実物は見れてマセンが、カタログ見る限りサポートベルトは付属するのかしないのか謎(笑)
さすがにこんな写真だしておいて、「実は別売りです」はないかなぁ。
確実にモノとしては良いのでしょうが、選べるカラーはカモフラのみと個人的美的センスに全く合わないため、実物を見るまでもなくパス。
意外なメーカーが出していた!なんとDRESSもライジャケ売ってたんですね。
前面、背面とも容量は文句なし。各種ディティールも良さげ!Amazonレビュー評価も結構高いし、もしかしたらめちゃめちゃいいベストなのかもしれない!おまけにリンク先の公式ショップで買うと安いだけじゃなくて魅力的なおまけも付いてくる!ポイント還元もでかい!
しかし、細かくレビューを調べていると、生地の耐久性に懸念を持ってる購入者が結構居る。確かに生地縫製は安っぽい気がしますしなぁ。
さらに、随所に施されたロゴはじめとする装飾は個人的に苦手な、でっかいブランドロゴ入りTシャツを着ているのと同じようなこっ恥ずかしさ感が漂う気配濃厚のため、やっぱりパス。
ダイワからはコチラ。
モノはまちがいないのでしょうが、信仰上の理由ではなく、背面ポケットが小さめなことと、サポートベルトが完全に分離していて荷重分散になっていない(ただの腰ベルトになってる)ことから、試着もせずにパス。
レビューなどでも、サポートベルトの存在意義を疑問視する声があるようですね。
確かにこの接合方法だと、ディープウェーディング時の本体浮き上がり防止目的か?ってなっちゃいますねw
充実装備と主張しすぎないミニマルなロゴ、しっかりしたサポートベルトで、結構好み!コレはいいんじゃないかと思ったのがアイマのコレ。
しかし唯一残念なのが背面収納の小ささ。コレじゃ全然足りない!う〜ん、惜しいけどパス。
このタイプのベストとしては最右翼のアイテムがリバレイのコレ。
充実装備と高い機能性・拡張性で、ウェーディングで実際使ってる人の評判も高い。
しかもコレ、ちゃんと締め上げ用のベルトが胸部についているので、フィット感を高めることで荷重分散しやすい作りなんですね〜。
実用面の機能性では上で見たライジャケたちより良さげ!とりあえず購入候補デスが、若干ゴツ目で重めのところが気になるなぁ〜。いつもの浜じゃハイフロートってのも要らないしなぁ〜。
意外かもしれませんが実は釣具店での実物試着で最も好印象だったライジャケがコレ!
リトプレって専属プロとか居ない?みたいだし、メディア露出は限りなく少ないですが、意外とイイもん作るじゃないかと思いマシタ。
ディティール面はシンプルすぎて、いろいろぶら下げたいワタクシには物足りなさそうだし、若干重めな重量も気になりますが、その分、着用状態でのフィッティング調整のしやすさは格別で、今回のお題である「荷重分散による肩こり軽減」には最高。
ポケットも中厚ケース4枚「余裕」で入る大容量。ちょっと蒸れそうデスが、個人的には一番気に入りマシタ!
こうやってみてみると、たくさんあるライジャケでも、しっかりしたバックサポートがついた大容量タイプに絞っていくと、意外と種類は少ないモンですなぁ〜。
ディティールや機能性、拡張性、着心地、さらにデザインも含めて、パズデザインのコンプリートⅣ+が個人的には理想的なのですが、意外とパズデザインではサポートベルト付きタイプは売ってないんですね〜。そういえばシマノもか。残念、なんでデショ?
ということで、散々悩みましたが、多分リトプレ買いマス。
(後日追記)
結局コレを買いました↓
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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