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ルアーについて ロンジンの2020年新作バイブレーションルアー ファンキーダート55 のインプレ

2020年7月22日水曜日

インプレ ルアー レビュー ロンジン 使い方 評価 評判

t f B! P L
みなさまこんにちは。


最近の出版不況のせいか、シーバス記事を扱う雑誌もほとんどなくなってしまったので、ネットであまり新製品情報を追っかけたりしないワタクシには全く情報が入ってきません。


なので、今回ご紹介するこのルアー、ロンジンのファンキーダート55も、一体いつ発売されてたのか知らなかったのですが、たまたまリールの修理かなんかで立ち寄ったお店で見かけて、どうにも気になったので買ってミマシタ!


ロンジンのコノシロカラーは大好きなカラーの一つデス〜!



というわけで、今回はひさびさにルアーインプレ記事です。






どんなルアー



全長55mm、重量11gの小型バイブレーションプラグです。


フックサイズは#8、リングサイズは#2で、レンジは30〜120cm、定価は税別1350円とされています。

ナイトや濁り潮に強いカラーラインナップも豊富。


バイブレーションとしては妙にまるっこいフォルムですが、背中に設けられたフィンが目立つ特徴ですね。


あと、ヘッド先端にバンパー役となるアイがついています。


使用に伴い頭の塗装がハゲてくるルアーが多いので、コレは非常にポイント高い!


さてどんなルアーなのか、メーカーサイトの解説文を引用してみましょう。

今度のバイブは魅せて喰わす!
コントロール自在の超攻撃型喰わせバイブ!!

【飛び】大きな背びれを持つボディ形状とウェイトバランスにより、ブレのない飛行姿勢を実現。ピンスポットや壁際狙いでもコントロールしやすく、広範囲を探る安定した飛距離を可能にしました。口元にあるバンパーシステムにより、キャストミスでの衝撃を軽減します。
【泳ぎ】動かす(シャクる)バイブがコンセプト。コントロール自在なキレのあるダートが最大の特徴です。スロー域でもしっかりと水を捉え、微振動アピールを実現。ピンポイントや近距離でじっくり魅せることを可能にした、魚を獲るための機能をギュギュッと凝縮した超攻撃型喰わせバイブです。
(ロンジン ファンキーダート55 製品ページ より引用)



キャストフィール



このファンキーダート55、パッと見は正直あまり飛びを予感させるフォルムでも重量でもないですが、実際に投げて見ると見事に期待を裏切る飛び。


このサイズ感のバイブレーションプラグって、例えばサルベージ60ESとかレンジバイブとかミニエントとかキックビート55とか、結構競合が強豪ぞろいなんですが、似たようなサイズ感であるにも関わらず、これらの中でもファンキーダート55の飛びは頭一つ抜きん出ている感じですね。


具端的なメートル数はわかりませんが、よりウエイトが思いレンジバイブ55「TG」に迫るくらいの飛距離じゃないでしょうか?


コレには正直驚きました。


ボディはそこそこずんぐりした砲弾型に近い感じですが、背中のフィンに何か意味があるのでしょうか?飛行姿勢がかなり良く、回転することなく見事にとんでいきます。


このサイズ、ウエイトでこれだけ飛べば、まあ不満は出ないでしょうね。



アクションとレンジ



アクションはタイト目ながらオーソドックスなバイブレーションプラグの泳ぎで、ミニエントやサルベージよりも若干ウォブルに振った感じでしょうか。


リトリーブした時の引き抵抗が比較的大きく、丸みを帯びてやや幅のあるボディでしっかり水を掴む感じですね。


この水の掴み方は同社のキックビートの流す感じとは対照的。


そういうタイプなので、ごく低速でもしっかりアクションをするし、シャローでも比較的スローなスピードでリトリーブしてくることができます。


そんな風にただ巻きで使ってももちろんいいのですが、「ダートでアピールする喰わせ系バイブレーション」という一面も持つルアーなので、魚に動きを見せて、焦らして思わず口を使わせるといった使い方が非常に有効。


同じくダートで有名なミニエントに比べると、さらに水の掴みが良いため、より移動距離の少ない、結果的にスロー目なピッチのダートアクションでも誘えるところが強みでしょうか。


ピッチはスローでもいけるとはいえ、どちらかというとスラックは大き過ぎないやや張り気味で使うのに向いていると思います。


重量はミニエントよりわずかに重いですが、こっちの方がシャローでの連続ダートはやりやすいような気がしますね。


ダートのさせ方は、以下の解説動画後半で非常にわかりやすく解説されています。





どんなシーンで有効か



ダートのいいところは、ただ巻きだと一瞬で通過してしまうような距離を、じっくり魚にルアーを見せながら移動距離少なくアピールできるところ。


ワタクシは普段の干潟の釣りでは滅多にロッドアクションなどをつうことはありませんので、こういう釣り方に関しては初心者なのですが、そんなワタクシでも先日このファンキーダートを使って、イナッコの群れの下についていた魚を見事釣り上げることができました。


日中にファンキーダート(コノシロカラー)でダートで食わせた魚。


大きなイナッコの群れが手前に向かって泳いでくるところを、その群れが見える表層より一枚下を、群れの存在感に負けないアピールで、しかもじっくり時間をかけてアピールしたい、そんな状況にはまさにもってこいではないでしょうか。




特にこの55サイズは、水深がない干潟のような場所でもダートさせやすいですし、ベイトが小さめの時期や、小場所狙い、ナイトゲームなどでも活躍してくれそうですね。


上の動画でも使われていますが、ハク、イナッコのパターンにはバッチリマッチすると思います。


もちろんチヌやキビレにも効果的。写真はドチャートマットで釣ったマチヌ。


ただ巻き用バイブとしての素質ももちろん優れているので、ダートで魅せてからただ巻きに移行するといった小技も非常に有効でしょうね。


あまりにも良くできた、そして釣れるルアーだったので、ワタクシは既にリピート買い確定。

短期間に8個も買ってしまいマシタ!

 面白い個性のルアーなので、攻略の幅を広げるためにも、2、3個ボックスに入れておいて決して損はないと思います。


気になる方は是非手にとってみてください。



2020年7月現在、ECサイトで一番安かったのはココ。税込価格で割引ありで、送料198円と安いため、全カラー揃ってはいませんが、2個以上買うなら釣具店定価買いと同じくらいの価格になります。

最初に買うならとりあえずこの2色ですかね。


ナイトやローライト、まずめ、濁り潮などに有効なチャートパールも必需品。楽天ではココが送料税込で最安値でした。
もう一つ持っておきたいのがこのチャートバックキャンディー。アピール力を兼ね備えつつも、水の中では意外とナチュラルカラーです。
夏場の激しい濁りのデイゲームではもはや必携のカラーですね。

なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!

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