突然ですがワタクシ個人的に魚釣りはテキトーに試行錯誤しながらやっているので、結構マイブームのようなものがあります。
例えばシーバス釣りで使用するPEライン、昔は0.6号、0.8号など結構細糸を使っていたのですが、2、3年前までは根掛かり回収率向上を目指して1.2号クラスを使い、そしてライトゲームに目覚めた2018年末以降は、再び細糸の魅力に目覚め、0.4〜0.6号を、そしてここしばらくは、シーバスに元気もあるしエイやボラが良くかかる時期ということもあって、強度と使用感のバランスをとって0.8号に落ち着いています。
ただこの0.8号という号数のラインを使って、重めのミノーやバイブレーションを連投し続けていると、どうにも指先が痛くなるんですよね〜。
特にワタクシはノットの締め込みで人差し指右側面を良く使うので、いつも負担がかかっているのか、この部分にラインで切り傷ができてしまうこともしばしば。
切りグセができてしまっているのか、細糸でルアーのキャスティングを続けていると、小さな切り傷が絶えません。
こんな状態では気になってフルキャストできない!ということで、先日以下の記事に書いた通り、フィンガーガードなるものを買ってみました。
今回購入したのはシマノのパワーフィンガーGL-041Cというお品。
釣具店も見に行きましたが、近隣店舗はどこも在庫切れか取り扱いなし。 |
以下のナチュラム店舗が最安値。しかし送料税込なら密林primeの方がさらに安かったです。
今回は、このフィンガーガードのインプレを書きたいと思います。
どんなアイテム?
キャスティング時の指へのスレを軽減してくれ、指先とラインを傷などから守ってくれるプロテクターです。
こんな感じで装着します。ちなみに、「オシアブラック」というカラーを注文すると、手首ベルトのタブのロゴマークがシマノではなく写真の通り「OCEA」になりますのでご注意。 |
どんな製品なのか、商品裏面の解説文を引用してみましょう。
指に馴染むフィット感と優れた高機能。(シマノ GL-041C パッケージ裏面より引用)
●指の部分には、カンガルー革にフッ素を含浸加工した”レザノヴァ”を採用。摩擦に強く、耐久性にも優れている。濡れても硬くならず、使うほどに指になじみます。
●手の小さな女性、子供用にSサイズもラインナップしました。
- 取り外しがスピーディ
指先にフィンを取り付けているので、素早く脱着することができます。- 優れたフィット感
指の付け根部分に、ホールを設けることにより、フィット感を高めています。- ムレ感を緩和
手の甲部分には伸縮性にすぐれたクロロプレン素材を採用。また、ゴム部にエアーホールを設けることにより、ムレ感を緩和しています。- 好みの位置で、アジャスト可能
手首の形状に合わせた独自のカッティングで面ファスナーでベストな位置に止めることができます。
◾︎素材/天然皮革(カンガルー革)(フッ素含浸結合加工)、クロロプレン合成ゴム
装着インプレ
今回は手の甲周りを計測して、シマノHPのサイズチャートから一番適しているMサイズを購入しましたが、ちょっとこの製品、サイジングが難しい。
というのも、ワタクシはルアー釣りの時は季節によらず必ずグローブを装着するので、素肌に装着するならMサイズでもいいのですが、グローブの上から装着するにはきつすぎるのです。
シマノXEFOの1.0mmクロロプレングローブの上から装着した様子。手首周りを止めるバンドがかなり苦しそうなのがお分かりいただけるでしょうか。 |
こんな風にキャスト時にラインを掛ける指の腹部分をしっかりガードしてくれるアイテムですが、Mサイズだとやはり苦しい。手首周りだけでなく人差し指にも圧迫感を感じます。 |
おそらくこの製品、投げ釣りなどでの利用を想定した製品なので、素肌の上から装着することを念頭に置いたサイジングになっているのでしょう。
たとえ薄手の夏用メッシュグローブの上から装着した場合でも、人差し指に若干ツッパリ感がありますし、手首に回すバンドの長さが明らかに余裕がなく、きつく感じます。
使っているうちに徐々に各部が伸びてきて、手に馴染んでくると思いますが、もしきついなと感じたら、アイロンの熱でクロロプレン部分を伸ばしてやると、だいぶフィット感はよくなりますのでお試しください。
アイロンの熱でゴムを伸ばしてやって、違和感なく装着できるようになりました。 |
このGL-041C、グローブの上から着用することを前提に購入するなら、絶対にワンサイズがツーサイズ、大きめサイズを買った方がいいです。
購入した後で気づきましたが、Amazonのレビューでも皆さん同じこと言われてますね(笑)
実釣インプレ
早速実釣でも10回くらい使ってみました。
結論からいうと、やはりあるとないとでは大違い。
最初の何投かはフィーリングやラインのリリースタイミングに戸惑いましたが、慣れてくるとPE細糸を使ったミノーや鉄板のフルキャストでも、臆することなく振り切ることができるため、断然飛距離が安定します。
毎度使ってるのになぜかスマホに実釣で装着してる写真が一枚もナイ!と思ったら、いつも右手に装着してるからそりゃ写真に写ってないはずですね〜(笑) |
しばらく同じPEラインを使い続けてみて、このプロテクターがかかる部分にササクレが出てないかもチェックしてみましたが、見事にライン表面を保護してくれる効果もあるみたい。
これはもっと早くに買っておけば良かった!
ということで、様子見でとりあえず使い続けてみましたが、3週間ほどで早速リピート買い確定。
現在すでに2個目を注文して発送待ちの状態です。
まだ0.4号以下の細ラインなどでは試していませんが、厳寒期などラインと指との擦れが辛い季節にもきっと活躍してくれることでしょう。
ちょっとしたアイテムなのですが、ルアー釣りにおいてはキャストは1日何十回、何百回と繰り返すもの。
そのキャストを快適にしてくれるパワーフィンガー、これは今後手放せそうにありません。
シーバス以外でも、重めのルアーをキャストするサーフフラットやショアジギなんかの釣りでも大活躍してくれるのではないでしょうか。
気になる方は是非試してみてください。ただし、サイズは絶対大きめを買うことです。
今回ご紹介したのはこちらの商品。フィンガーガード部分の質感、耐久性が優れています。
グローブの上からつける前提なら、よりお値段が安いオーナーのものも評判がいいみたいですね。Amazonレビューにちょっと耐久性面で気になる記述があったのでワタクシはシマノの方を選びましたが、機会があればコチラも試してみたいなぁ。
他にも結構色々なメーカーから類似品が出ています。
→ Amazonでキャスティング用フィンガーガードを探してみる
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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