先日、いつもの浜でのナイトのオカッパリゲームで、初登板にもかかわらずさっそく釣果を出してくれたルアーです。
期待感から早速2個買いしてしまいました~ |
どんなルアー?
重量はフック込みで9g、全長81.5mm、フローティングのシャローランナーです。
フックは#6、スプリットリングは#2が標準装備で、メーカー発表では潜航レンジは5〜20cmとのことで、かなりシャローを攻めることができるルアーのようですね。 定価は税抜き1700円です。
どんなルアーなのか、邪道HPより説明文を引用してみましょう。
スーパーシャローランニング・フローティングミノー
潜航深度MAX20cm(ロッド位置により多少変化)干潟や河川など、広大にシャローフラットが続くエリアではボトムをとってしまい、釣り辛いことが多い。そんな部分を完璧に解消したミノーそれが「零」だ。驚くのはフローティングであるにもかかわらず、自社製品60mm〜90mmクラスの中でTOPクラスの飛距離を叩き出すという部分。ここに注目してほしい。千鳥アクションは勿論、デッドスローからファストまで対応。使い方はアングラー次第で何通りもの技を繰り出すことが出来る。
キャストフィール
メーカー説明文にもある通り、実際に投げてみた印象は小型のボディと重量からは意外と感じるほどキャスタビリティが高いです。
追い風、向かい風の日両方とも投げてみましたが、飛行姿勢は風の中でも比較的安定しており、重量が軽いゆえに「かっとび」というほどではないものの、スコーンと軽量ルアーとしてはかなり気持ちよく飛ばすことができます。
ただ、投げごたえは重量なりに「軽め」なフィーリングですね。
似たようなサイズ感の移動重心、シャロー向けルアーといえば、imaのiBorn78F、タックルハウスのTKLM90などが思い浮かびますが、これらと比べても飛距離はチョイ伸びるような感触です。
コレは9㎝以下、9gのミノーとしては非常に優秀。クラストップレベルの飛距離といっても差し支えないかと思います。
アクションとレンジ
メーカー発表ではレンジは5~20㎝と、かなり浅いレンジ設定のようですが、実際に使ってみた感じでは発表された潜航深度より少しMAXレンジは深いかなとおもいます。
特に、ウェーディングなどロッドティップと海面が近い状況では思ったよりも潜るようで、iBorn98Fが底を擦らない場所でも、アーダー零イノベーターでは度々底を擦る場面があったので、おおよそ似たような潜航深度でもちょっとアーダの方が潜るような印象です。
リトリーブするとフルフルと軽快かつ明確な引き心地が手元に伝わってきますが、アクションは水上から見ているとピッチ速めなウォブリングとローリングが混じった動きのようです。
もちろん、ノーマルのアーダとも共通する左右にふらつくような「千鳥アクション」は健在。
シャローを逃げ回る小魚のようで、非常にイイ動きだと思います。
Fimoの水中映像を見ていると、結構ロール方向の動きもありますね。
特殊なリップ形状から、引き抵抗は大きそうなイメージがありますが、上でも述べた通り実際には引き抵抗は軽めながらも、しっかりと水を掴んでいる感覚が手に伝わってくる「イイ塩梅」の引き心地。
また、流れの中でも泳ぎ切る安定感を見せたかと思えば、一方水面では頭部のカップ(リップ?)で飛沫を上げるような使い方もできて、多芸なアクションを見せるところも個人的には非常に気に入りました。
どんなシーンで有効か?
小粒ながら飛距離は出るし、個性的なアクションとも相まって、河川、港湾、干潟ウェーディングなど、水面直下のシャローレンジを狙うシーンでは幅広く活躍してくれるタイプのルアーではないかと思います。
なんとなくですが、そのハイピッチかつ千鳥を伴う独特なアクションは、意外とベイトの種類を選ばず効果的なんじゃなかろうか。
先日の釣行では湾奥のフラットなサーフでのナイトゲームで、おそらくはカタクチがベイトの状況で使いましたが、飛距離を活かして沖の流れを攻めるのも容易で、期待通りの釣果を出してくれました。
今やシャローランナーは数え切れないくらいたくさんの種類があるジャンルですが、このアーダ零イノベーターはそんな中にあっても個性が光る、存在感あるルアーの一つで、積極的に選びたくなる佳作ルアーだと思います。
今後いつものワタクシの釣りでもきっと活躍してくれることでしょう。
2017年新作の中でも、特にコレはおススメ。持っていて決して損はない一本だと思います。
ワタクシはグリ金ベースのあやめカラーに一目ぼれシマシタ~
透けイワシも釣れそう感満載です~。
やっぱり好みのカラーが選べる通販はイイですね。メール便OKなら送料も格安でなおよし。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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