この日は中潮、9:10から16:10にかけてだらだらと下げて行く潮で、できれば潮の動き始めから行きたかったのですが、歯医者の予約があったのでお昼からの釣りになりました。
濁った水は南風の恵み
現地に到着すると、南風の影響かしっかりと黒っぽい茶色の濁りが入っていて、かなりクリアだった先週までとはガラリと海の様子が変わっています。
この激しい茶色の濁り、よく水が悪いと言われますが、個人的には全く悪い材料とは思いマセン。むしろ大歓迎。
南風によってもたらされプランクトン増加が原因と言われるとこの濁りのおかげで、日中でもシーバスの警戒心が薄れるとともに、大阪湾北岸ではショアラインに吹き付ける風の影響で溶存酸素量が増加することで魚の活性も高まるのです。
さらに今は昼間に大きく潮位変動が起きる昼潮の季節、よく水は動き流れも出る。まさにデイゲームにうってつけの条件が揃っているといえますね。
ということで、釣れそう感満載の条件の中、真昼間のデイゲーム開始。
今日は濁りがキツイので、まずは小手調べでシュナイダー13からスタート。
開始早々30分もしないうちにいきなりヒット!しかし、小さい。小さすぎて気の毒。
ファーストヒットはチーバスさん。 |
すぐにリリースして、サイズアップを狙いますが、掛けバラしを繰り返しなかなかキャッチに至りません。
まあ、メタルバイブ使ってるとどうしてもバレちゃいますよね〜。
まさかの事態
大きい魚を狙ってこの後しばらくフランキー90を投げ続けますがアタリはありません。
やはりメタルバイブの方がいいのか?と、再びシュナイダー13にチェンジして遠投して探っていると、ひさびさにズシンと不穏なアタリ。
ずんずんと鈍い地を這うような重量感あるこのヒキは間違いなくアイツ、アカエイです。
ブルーカレント93TZ/NANOにRinkaiSP1700DXGのライトなタックルでも、大抵のサイズのアカエイは上がってくるものなのですが、コイツはどうも大きすぎるみたいで、ブルカレではどうにも止めることができません。
RinkaiSPはコンパクトサイズリール故、ドラグはMAX3.5Kg。
ファイト中に何度もドラグを締め増ししましたが、全く歯が立ちません。
そうこうしているうちにラインはぐんぐん出されて、残り50mを切っています。
ドラグはMAXまで締めた状態で回り続けたため、スプールは熱を持ってアツアツ状態。
こりゃイカン!と思ってたら、お相手はさらに沖に向けてパワーアップして突進。
手でスプールをロックして耐えようとしましたが、耐えきれず無念のラインブレイク!
残ったラインは20m以下、PE0.8号なので無理できないってのはあるものの、ここまでラインを出されて切られたのは初めてです。
今日はとんでもないお化けアカエイが掛かって巻いてたR18完全シーバス150mをホトンド引き出されて切られてしまいマシタ~! https://t.co/Xw8befNLC7 pic.twitter.com/AM34US5Xhd— とんぷく (@tonpuku3) 2019年6月22日
アカエイは大嫌いですが、今後ルアーと100m以上のラインがくっついたまま生活するのはきっと大変なことでしょう。
海中にラインゴミを残すことにもなり、非常に申し訳ない気分でいっぱいです。
ライトタックルで釣る方が楽しいですが、こういうこともあるので、今度からもうちょいパワーのあるリールと太めのラインに変えようと思いました。
エイだらけの海
太めのラインを巻いた予備スプールにチェンジして、釣りを再開しますが、ここからがひどかった。
潮位の関係もあるのかもしれませんが、どこに投げてもアカエイとナルトビエイのオンパレード。
使ってるロッドはシーバスロッドよりアンダーパワーなブルーカレントなので、大型のエイが掛かるとランディングまでかなり時間を無駄にしてしまい、場所も荒らしてしまうのです。
エイばかり4、5匹は掛けたでしょうか。2時間ほど無駄にしてしまい、いいかげん腕もパンパンです。
メタルバイブじゃエイがかかるからアカンなと、少し場所を休ませてからひさびさにヒルクライムのストライクヘッドを試してみると、コレに早速ヒット!
サイズアップはしたものの、残念、40cm級。 |
結構元気な魚でしたが、うーん、まだまだ小さい。今日は小さい魚しか居ないのか?
しかし、干潮時刻が近づいてきてより狙いどころが絞りやすくなってきた時間帯なので、再びシュナイダーにチェンジして、東側沖のシャローを遠投で狙ってみます。
30分ほど沖の潮目をしばらく探っていると、突如グググっとアタリ!
ちょっとサイズアップ。 |
あわせると水面に躍り出てエラ洗い!
鈴木さんサイズには及びませんが、ようやくブルカレを気持ちよく曲げてくれるお魚が来てくれマシタ。
コレで自主規制の3匹に到達してしまいましたが、最初の1匹が小さかったので、もうちょっと狙ってみてもいいかなと釣りを続行。
しかしその後も相変わらずエイが連発し、まともに釣りになりません。
まるでエイのマンション、本当に危険ですね〜。
最後に太りすぎて体型が変なキビレさん登場。 |
結局ここでもエイ相手に貴重な時間を無駄にしてしまい、19時前まで粘りましたがまるまる太ったキビレさんを1匹追加しただけで終了となりました。
今日の釣りを振り返る
例年に比べて濁りが入る時期が遅かったいつもの浜ですが、ようやく今年も夏の海らしくなってきました。
このまま南風が続いてくれるとありがたいのですが、一昨年みたいに急な北風つづきによって急に青潮が発生したりしないかもちょっと心配ですね〜。
それにしても今日は驚くほどのエイの数にビビりました。
ウェーディングされようとする皆さん、彼らは本当に危険なので、エイガードやエイ対策グッズは絶対に身につけてくださいね。
サイズは伸びなくてちょっと残念でしたが、今日も3匹釣れたのでよしとしましょう。
また釣査に来ようと思います。
大自然よ、今日もありがとう。
【タックルデータ】
ロッド:ヤマガブランクス ブルーカレント 93/TZ NANO All-Rangeリール:シマノ BB-X RINKAI SP 1700DXG
ライン:クレハ シーガーPEX8 ルアーエディション#0.8
リーダー:DUEL CN500 カーボナイロン #4
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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