完璧な装着感の実戦向けフィッシングポーチ！シマノBP-071Sシリーズのインプレ

みなさま、フローティングベストの肩部分には何を装備されていますか？


フィッシュグリップホルダー、プライヤーホルダー、サングラスケース、ライトなど、意外と肩部分につけたくなるものって多いですよね。


中でも特に人気なのがポーチ類。


多くの人が、フローティングベストの肩部分には何らかのポーチを装着されているんじゃないでしょうか。


肩に装着できるタイプのポーチは、各メーカーから非常に多くの製品がリリースされており、どれを買うか迷ってしまいますね。


ﾜﾀｸｼもコレまで、いろんなメーカーのポーチを10種類以上使ってきました。


このポーチも時代とともにトレンドが変わるのか、最近は年々大型化するスマホサイズに合わせて、それを収納できるタイプの大型ポーチが多くなってきたようです。

世に溢れるフィッシング用ポーチ、その中にあってこのシマノの新作BP-071Sは一体どんな個性を持ったポーチなのでしょうか？

そんな中、今回はシマノからリリースされた最新のポーチ、BP-071Sをご紹介したいと思います。

どんなポーチ

シマノが2019年2月から発売している、ターポリン素材のポーチです。

シックな外観に主張しすぎないロゴがいい。

カラーはブラック一色ですが、バリエーションとしてS（9×16×4）、SW（9×16×5）、MW（10×17×5）の3種類がサイズ展開されており、それぞれ税抜き定価2200円、2900円、3200円です。

出典：シマノHP。ﾜﾀｸｼの購入したSモデルにはありませんが、SWとMWモデルでは、ファスナーをオープンするとスマホを操作できるクリアポケットが現れます。なかなか便利そうですね〜。

Sはシングルポケット仕様ですが、SWとMWはファスナーを開くとスマホを操作できるクリアポケット面が現れるダブルポケット仕様で、スマホを収納するのに便利です。



他に大きな特徴として、背面に縦方向のモール対応アタッチメント2本、横方向にベルクロストッパー2本が装着されており、ベルトなどに装着する縦方向、フローティングベスト肩ベルトなどに装着する横方向、いずれの方向でも装着の自由度がかなり高いことが挙げられます。

縦方向はモール対応アタッチメントで。

横方向は作りのしっかりした幅広ベルクロテープで。

このポーチに使われている素材はターポリンの中では比較的しなやかな部類のようで、汚れにも強いため実戦向きなポーチと言えそうですね。

実釣インプレ

ﾜﾀｸｼが購入したのは一番シンプルなSサイズ。

タバコ箱と比較してこんな感じのサイズ感です。そこそこ容量ありそうでしょ。

個人的には、ベストの肩に装着するポーチはコンパクトな方がルアーフィッシングの動きに対して邪魔にならず都合がいいと思っているのと、手持ちのコアマン×パズデザイン スーパーライトベストは胸ポケットにスマホが入るため、ポーチにスマホ収納はいらないということからのチョイスです。


世の中ヘンテコ模様やメーカーロゴがデカデカと主張するようなポーチが多いですが、このBP-071Sのように主張しすぎないシンプル＆シックなデザインの方が好みのタイプ。
（ちなみにﾜﾀｸｼ、ブランドロゴがデカデカ入った服とか着ないタイプですｗ）


実際に装着してみると、このポーチの縦横両方向とも使い勝手の良いアタッチメントのおかげで、ベストとの装着相性は完璧。

Sサイズのこのくらいのサイズ感が動きの邪魔にならなくて一番いいと思います。

このアタッチメント、縦方向のモール対応部分は、スナップボタンが固めで、着け外しの際は多少力を込める必要がありますが、その分使用中に簡単に外れてしまうような心配もありません。


同じく横方向のベルクロテープも、厚みのある素材でできており、しっかりした装着が可能なので、コチラも安心感が大きいですね。


実釣を通じてもずれたり落ちたりすることもなく、サイズ的にもキャストやリトリーブに全く干渉しない、いい感じの装着感です。



ファスナーのプルタブも大きめで引きやすく、開閉も非常にスムース。


もちろんダブルジッパーになっているので、開閉の方向をいちいち意識する必要もありません。


サイズ感的には、小物類やサングラスなどを入れて余裕あるくらい。


Sサイズでも、XperiaXZ3クラスのスマホが十分入りますが、ﾜﾀｸｼはZERO SHOCKという出っ張り大きめのスマホケースを愛用しているので、ケース入りならMWサイズじゃないと入りきらないですね。


個別にクッション材のスプールポーチに入れた状態で、C2000クラスなら3個、C3000クラスなら2個の予備スプールが格納できます。

普段使いではこんな感じでコーヒー＋予備スプールを入れています。

ちなみに、ﾜﾀｸｼは普段予備スプール1個と蓋つき缶コーヒーを入れて使っています。

インプレまとめ

釣り用ポーチに何を求めるかは人それぞれだと思いますが、個人的にはこのポーチ、見た目はコンパクトながら必要にして十分な容量がある絶妙なサイズ感と、しっかり確実に本体を固定できる優秀なアタッチメントが非常に印象に残り、気に入りました。


実用性と取り付け自由度の高さを見事に両立していて、基本的な使い勝手のいいポーチというのは意外とこれまでありそうでなかったように思います。

比較的容量が大きめなので、もちろんベスト以外にもバッグの拡張なんかにもぴったり。写真はコアマンのショアスタイルバッグのサイドに装着した様子。

このBP-071S、取り立てて目立つ製品だとは思いませんが、そういう意味では、普段ポーチを使わない方、コレからポーチを買い換えようとお考えの方には自信を持ってオススメできる、値打ちのある製品だと思いますね。


気になる方は是非手にとってみてください。



Sサイズはコチラが安いですかね〜。
Sと縦横は同サイズ。スマホケースがついたSWはコチラ。
より大型スマホやケースが嵩張るスマホを入れるならコレ！

なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。

よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。

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