個人的に小型バイブレーションは大好きですが、コイツはちょっと値段が高く、購入は見送っていましたが、は先日たまたま立ち寄った中古釣具店で格安で出ているのを発見、早速購入してみましたので、インプレを書いてみたいと思います。
一口サイズのバイブレーション、さらにシリコン製ということでスレにも強そう。 |
どんなルアー?
全長58mm、重量13 g、ST-46#10のフックを装着した小型バイブレーションで、ボディがシリコン素材になっていることが特徴です。
どんなルアーなのか、メーカーサイトの説明文を引用してみましょう。
小沼正弥氏&マドネス社とのコラボのもと製作された、フックがボディに当たるラトル音すら消す完全サイレント仕様のシリコン製ソリッドボディバイブレーション。柔らかいボディは独特の弱波動を生み出し、スレたシーバスすら警戒させることなくバイトに持ち込める。ダウンサイジングした58mmモデルは激戦区でひとり勝ちするための最終兵器。小沼テスターが厳選した高実績のカラーを中心に、デイゲームに抜群の実績がある銀粉カラーも当然ラインナップ。「何をやっても食わなければシリコンバイブを投げろ」が格言になる日もそう遠くないだろう。
- 針音すら抑えた完全サイレント+高密度シリコンボディならではの生物的波動アクションで樹脂、メタルボディルアーに反応しない魚にアピール
- TDソルトバイブRRのボディをベースにアレンジ
- スレに強い高レスポンス、ハイピッチタイトバイブレーション
- ストラクチャ-にぶつけても割れにくい高耐久性
- TDソルトバイブRRシリーズ譲りの「ナチュラルな水平スイミング姿勢」を継承
キャストフィール
このクラスのバイブレーションは概ねキャストフィールが良いものが多いですが、このシリコンバイブ58Sも御多分に洩れず気持ちよく飛ばせるルアーです。
ウェイトが同じくらいでも、中に気室があるとないとで結構キャストフィールは変わって来ると思いますが、これは身の詰まったソリッドタイプなので、13gという中庸な重量ながら投げやすくて横風にも強く、飛距離も出ます。
飛距離データは公開されていませんが、概ね60m近くは飛ぶんじゃないかと思います。
アクションとレンジ
アクションはバイブレーションとしては比較的タイト目でピッチが速いローリングの動きで、一般的にバイブレーションによくあるバタバタとテールを振るようなウォブリングとは少し異なるアクションです。
比較的レスポンスも良く、対応するスピードレンジもそこそこ広いといった印象です。
リトリーブ抵抗は比較的軽めな部類といえそうですが、アクションが安定しているからかリトリーブ中に急に軽くなったりすることもなく、引き心地は良いと思います。
13gというウエイトはワタクシがよく釣りをするシャローフラットでも扱いやすく、一定速で引けば不必要にボトムノックすることもありませんので、シャローウェーディングの釣りでも扱いやすいルアーだと思います。
どんなシーンで有効か?
小粒のボディにシャローで扱いやすいウェイトで、おおよそ小型バイブレーションが有効なシーンでは過不足なく対応できるルアーだと思いますが、タイト目なローリング主体のアクションとシリコン製ボディによるサイレント性というのがこのルアーの特徴なので、他のルアーにスレている時、ここぞという食わせのポイントなどで活躍してくれるのではないでしょうか?
同じシリコン製ということで、どうしてもマドネスのシリテンバイブ53とキャラが被っているように思いますが、そっちは自重8.5gの軽量級バイブレーション。
こちらの方がシルエット、ウエイトとも若干大きく、より下のレンジが得意ですので、きちんと棲み分けはできていると思います。
まだ使っていないので分かりませんが、どちらかというとシリテンバイブ53TGの方がより似たキャラクターと言えそうですね。
ただ、シリコン製ボディのバイブレーションはあまり頻繁にボトムノックさせ過ぎると頭部が裂けてしまったりするので、そういう使い方はABSや鉄板に任せて、このルアーは中層、ボトムより少し上で使うのが向いているかなと思います。
そういう意味でも、他のサーチ用ABSバイブレーションと組み合わせ、ローテーションして使うのに向いているのではないでしょうか。
ABSや鉄板には真似できない個性を持ったこのルアー、攻め方のバリエーションを広げる意味でも、タックルボックスに一つ持っておいて損はないと思います
デイゲームにピッタリな基本のナチュラルカラーといえばコレ!
汎用性高くてこれからの濁り潮にも強そう。河川でも良さげなカラーですね。
アピール重視のリアクションの釣りに。夕暮れやローライトでも効果ありそうなカラー。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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