個人的にも大好きな小型シャローミノー、早速いつもの浜に持ち込んで使ってみたので、インプレを書いてみたいと思います。
どんなルアー?
全長75mm、自重9gのフローティングミノーです。
ポジドライブガレージらしい、ちょっとファニーな外観ですが、フックは小型ボディの割に大きめの5番が装着されています。ランカー狙いでも安心ってことでしょうか?
ずんぐりむっくりでなんとなくユカイな感じの外観ですな~。 |
さてどんなルアーなのか、パッケージ裏面の説明文を引用してみましょう。
最大の特徴であるエリマキ型リップが生み出すのはブレーキ効果、引いた距離に比例することなく浅い泳層を維持。控えめのスイムアクション。反対に、”引き抵抗を増す”事でリトリーブ時のテンションコントロールが容易となり小型のベイトフィッシュが浅場や表層に弱々しく群れる習性を模したアプローチを可能とする
(フリルドスイマー75F 製品パッケージ裏面より引用)
正直、ワタクシにはよくわからん解説文です。
キャストフィール
小型ルアーでファットボディ、自重9gと軽量であるため、絶対的な飛距離で言えば昨今の10cm級ぶっ飛びミノーには敵いません。
しかし、このサイズ感、ウエイトなどを鑑みると、しっかりした投げごたえも感じられ、気持ちよく飛ぶ方で、実際飛距離もそこそこ出ます。
やはり太めボディのせいか、後半の伸びが感じられないところが若干残念ですが、飛行姿勢は安定しており、横風にも割と強い印象です。
まあ、総合的に見てこのクラスとしては充分実戦的なキャストフィール、上出来ではないでしょうか。
アクションとレンジ
アクションはウォブンロールですが、ウォブル幅はタイトで、ローリングメインのアクションです。
アクションのピッチは小型ルアー故にそれなりに速めですが、小さなエリマキリップはしっかり水を掴んで、安定したアクションを生みだしてくれているようです。
意外と対応スピードレンジも幅広く、速めのリトリーブスピードでも水面を割らない踏ん張りも見せてくれますが、個人的にはこのルアーのもっとも美味しいリトリーブスピードは控えめながらもフルフルとしたなんとも言えないアクションがでるミディアムからややスローよりのリトリーブ速度ではないかと思います。
リトリーブ抵抗はやや軽めながらしっかりしたもので、ファット気味のボディとエリマキリプは、流れの変化などに対する感度向上にも一役かっているようです。
スペック表によるとレンジは10~40cmとのことですが、激浅シャロー帯でウェーデイングでロッドを水平にして使っても底を擦ることはなく、10〜15cm程度のごく浅いレンジを泳いでいるよう見えました。
同じ場所から邪道のアーダ零イノベーターと投げ比べましたが、フリルドスイマー75Fの方が同じ場所でもボトムノックがなく、よりさらに浅めをトレースしやすいルアーだと思いました。
アーダ零が水面下最大20cmと言いながら実は意外と潜るってコトもあるのですが、フリルドスイマー75Fはよりシャローなエリア、レンジでも扱いやすいですね~。
普通に使っていれば、まず40cmも潜るルアーではないと思います。
どんなシーンで有効か?
小粒サイズでそこそこ飛距離も出て、浅い潜航深度というだけで、ワタクシの普段やるようなシャローの釣りでは間違いなくいろいろと活躍の場がありそうです。
特にベイトサイズが小さい春夏シーズンにはかなり重宝するルアーじゃないでしょうか。
ロール主体の控えめながら艶めかしいアクション、それでいてレスポンスも良く泳ぎが安定しているというのも、このクラスでは個性的で新鮮。
まだ買ったばかりで魚は釣っていませんが、個人的には近年リリースされた小型ミノーの中でもトップクラスのお気に入り度、しばらくの間ヘビーローテーション間違いなしの一本です。
シャローの釣りが好きな方にはきっとたまらない魅力あふれるルアーなのは間違いありません。
是非手に取って使ってみてください。きっと気に入ると思います。
ワタクシとりあえず最初の1本はコレにしました。デイ・ナイト問わず、濁り潮でも威力を発揮してくれるアピールカラーですね〜。
次に欲しいと思っているのがこのカラー。低水温時や水がクリアな状況下、アミやマイクロベイトを食ってる時期に威力を発揮しそう〜。
ナチュラルなアクションが持ち味のルアーなので、こんなナチュラルカラーも是非持っておきたいですね〜。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、2023年5月に、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ「密林お買い得情報」を大幅リニューアルしました!最新モデル情報の反映や、AmazonとYahoo、楽天間での価格比較が容易にできるよう、より有益なページとなるようコンテンツを見直しましたので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!
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