先日、某黄色いお店で中古品を見つけ、どうしても欲しくなって2色買ってしまいました。
ネーミングに「黄金の翼」の意味を持つこのルアー、どんなルアーなのでしょうか? |
どんなルアー?
全長 115mm、重量 18gのフローティングミノーで、アクションはロール主体のウォブンロール、レンジは10~30cmでフックは#4が標準装備されており、定価¥1,800(税別)です。
メガバス製の外観は非常にリアル。特にセクシーパール(下段)の仕上げには惚れ込んでしまいました。 |
手にした感じ、意外と重量感があり、傾けてみると大粒の重心移動ウェイトが移動するのがわかります。いかにも飛びそうな雰囲気ですね〜。
なんとなく、昔あったザウルスのシャロートプスっていうルアーにフォルムが似ているような気がします。
どんなルアーなのか、メーカー解説文を引用してみましょう。
松尾道洋監修、シャロー攻略タイプのフローティングモデル。揚力を得られる流線形デザインがもたらす飛行姿勢と飛距離は、115mmフローティングの同クラスではトップクラスを誇る。縦軸の特徴的なローリング主体のウォブンロールアクションを発生させながら、回収まで30cm程のレンジをキープ。ウェーディングゲーム専用のシャローミノーとして必要な要素をこの一本に集約。遠浅の干潟や河川など、シャローゲームの攻略に絶大な威力を発揮する。
■10~30cmレンジのシャロー攻略に
■ウェーディングゲームを主体とした河川・干潟でポテンシャルを発揮
■115mm 2フック仕様でランカーサイズに対応
(アピアHPより引用)
キャストフィール
事前の予想通り、実際にキャストしてみるとかなり飛びは良いです。
個人的に、似たようなサイズ感のシャローミノーでは、シマノのレスポンダー109、アイマのiBorn98F、エクリプスのアストレイアシャロー99Fがよく飛ぶルアーだと思っていますが、このエルドールはそれらのルアーより体感的に飛びがいいように感じます。
飛びに伸びが感じられますが、飛行姿勢も良く、風の中でも安定した飛距離が出るようなので、空力特性が良いフォルムなのかもしれません。
キャストフィールに関しては文句なしですね。
アクションとレンジ
メーカー説明通り、アクションはロール主体のウォブンロールのようです。
あまりテールの振りは感じられないので、ほぼローリング寄りと言っていい動きですね。
シャローミノーというとどちらかというとワイドなアクションのものが多いような気がしますので、ナチュラルな食わせ重視のロール主体の動きは個人的にも歓迎です。
リトリーブ時の引き抵抗はかなり軽めで、感覚的にはアストレイアシャローのリトリーブ感覚に似ているように思います。ちょっとこっちの方が動きがスローピッチだと思いますが、オフセット型のリップ形状も似てますしね。
ただ、ちょっと不安なのがスローにおける泳ぎだし。
fimoの水中動画では、着水後のアクションエラーが少ないと説明されていましたが、それはミディアム以上のスピードでリトリーブした場合。
このルアーは使って見たところ、どうやら極スローなリトリーブでは微かにロールする程度で、ほとんどアクションしないようです。
よって、着水後からスローにリトリーブする場合、その引き抵抗の小ささも相まって、本当に泳いでいるのか少し心配になってしまいます。
まあ、ボディ全体がよく水を掴むような感じはあるので、スカスカな引き抵抗というわけではありませんが、このあたり、リトリーブとアクションの関係は明るいうちにスイムチェックして感覚を掴んでおいた方が良さそうだと思いました。
レンジはメーカー説明によると10〜30cmとのことですが、普通にサーフオカッパリやウェーディング使ってみると20cm程度のレンジを泳いでいるような感じです。
アーダ零イノベーターでボトムコンタクトするようなシャローでも問題なく使えていたので、やはり潜行深度は浅めのようですね。(実際のところ、アーダ零はMAX20cmと言いつつそれ以上に潜りすぎるのですが…)
どんなシーンで有効か?
このルアー、ウェーディング専用として開発されたとのことですが、 大きすぎず小さすぎない程よいサイズと重量、ボリューム感で、抜群に飛距離も出て、ロール主体のナチュラルなアクションということで、広大な干潟などを攻めるシーンで活躍してくれそう。
シャローかつ広いとなると、ついつい派手めのアクションのルアーの方が効率いいように思いがちですが、実際にこういうシーンで釣りをしていると、ローテーションの一角にこういうロール主体のアクションのルアーが欲しくなるのも確かです。
粘りの釣りで長時間キャストを繰り返すことも多いだけに、こういうスレにくそうなアクションはありがたいですね。
まだ魚を釣ってはいませんが、個人的には今後確実にシャローの釣りでのルアーローテーションに一軍入りしてくれそうなルアーだと思います。
シャロー好きの方は是非一本、手にとってみてください。
なお、2022年以降の釣行記は別サイト「スモールフィッシング」に、タックルやルアーなどのインプレ・レビュー記事は「続・スモールフィッシング」にお引越ししています。
よろしければこれらのサイトもご覧になってみてください。
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